ボタン
Atom Matrixにはボタンが内臓されています。ディスプレイ部分についています。試しに軽く押してみてください
これから、このボタンを使っていきます
1. ボタンの値を読み取る
シリアルモニターで、irbを起動してください
$> irb
irb>
以下を入力してください
b = GPIO.new(39, GPIO::IN)
このような結果になります
b = GPIO.new(39, GPIO::IN)
I (22970) gpio: GPIO[39]| InputEn: 0| OutputEn: 0| OpenDrain: 0| Pullup: 1| Pulldown: 0| Intr:0
=> #<GPIO:3ffb6738>
これでボタンを読み取る準備ができたので読み取ってみます
b.read
=> 1
Atom Matrixのボタンを押した状態でもう一度実行してください
b.read
=> 0
読み取った値がかわりました
こうやって読み取れるということは「押したら○○する」といった制御ができるということです
2. ボタンで止める
loop do
puts b.read
break if b.read == 0
sleep 1
end
これを実行するとボタンを押すまで1が出力され続け、ボタンを押すとループが終了できます
irb> loop do
irb* puts b.read
irb* break if b.read == 0
irb* sleep 1
irb* end
1
1
1
1
1
1
0
=> nil
- GPIO = マイコンが外の世界とやりとりする窓口で電気のON/OFFを読んだり、出したりできます。
- 39 → ATOM Matrixでボタンがつながってる場所
- GPIO::IN → 読み取り専用(Input = 入力)
これから先やっていくことの基本は全てこれです。 取得したり、指示を出したいセンサーと繋がるピン番号、それが何用かを指定し、値を読み取ったり書き込んだりしていきます。
一旦irbを終了します
exit